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見積りの中に、「工事一式」としか書いていない業者は、価格が一番安くても、それだけではあまり信用できません。再度、工事の細かな内訳を書くように要請して下さい。それでも、「まあ、坪2万2千円もあれば大丈夫」というようなことでしたら、あきらめたほうがいいでしょう。
業者選びのポイントはいくつかありますが、見積書の他に、次のような点に注意して慎重に選んで下さい。
- 商品知識豊富(予算を提示すると、すぐに様々な瓦やデザインを提示して選択肢の幅を広げてくれる業者。)
- 国家資格を持っている(「かわらぶき技能士」の国家資格や、全瓦連の「瓦屋根工事技士」の資格を持つ技術者がいる業者)
- 地域での営業年数が長い(瓦屋根の工事は、地域の風土によって独自の技術の蓄積を必要とします。地域に根づいた業者は信頼の証です。)
- 現場の安全対策に熱心(屋根工事はつねに危険を伴いますので、安全対策は必須の条件です。安全保険に加入している業者も信頼できます。)
- 対応が早い業者(簡単な点検依頼にも迅速に対応し、近隣の評判もいい業者には安心して工事をまかせることができます。)
当組合では、一般社団法人全日本瓦工事業連盟(全瓦連)[■HP]に加盟している工事店をお奨めしています。全瓦連は、全国で約2,800の専門業者が加盟している内閣府所管の一般社団法人で信頼できる全国組織です。都道府県ごとに組合事務所(全国47団体)[■HP]があり、公式サイトではお近くの加盟店を探すこともできますので、電話などで直接お尋ねください。
また、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターでは「リフォーム見積チェックサービス」[■HP]を行なっています。
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